家に帰ってみると、突然カギが開かないなんて、夢にも思わないですよね。
でもありえないことではないんです。
例えば、古い扉の鍵や錠前は、鍵自体が永年の使用で、擦れて鍵穴に合わない場合もありえるし、錠前のシリンダー内部だって金属疲労したり、削れたり、中にはぽっきりシリンダー内部のピンが折れることだってありえます。
特に雨ざらしの玄関の場合には雨水が錠前内部に入って錆びたりもありえるので要注意です。
それと、ここ最近は住民の治安努力により、発生件数も減っているようですが、空き巣による被害です。
ドアの鍵を開けようとして、シリンダー内部のピンを壊していく輩もいるのです。
まぁ人生の中で2度3度、そのようなことが起こるのは確率が低いですが、一度ならありえないことではありません。
もし、家に帰ってきた時間が深夜で、家に誰もいなかったら、鍵が開かないと家にも入れません。
特に、単身者の多い大阪では、人事ではないという方も多いでしょう。
特に注意が必要なのは、誰でも建物内に出入りできるような、セキュリティシステムがしっかりしていない、大阪内の単身者向けのワンルームマンション。
もし、鍵が開かなければ、管理人さんをたたき起こすこともできず、その晩は、外で野宿かカプセルホテルにでも泊まらなくてはなりませんね。
特に、駅前とかにある鍵の交換修理屋さんは、昼間営業しかしていませんから、仕事から戻る時間帯には殆どの店はクローズしています。
そこでおすすめなのが、もしものために、できるだけ最寄で、24時間対応してくれるカギの交換修理屋さんの連絡先を手帳や携帯電話に控えておくことです。
ただの合鍵作成屋さんではなく、鍵と錠前が扱えるお店です。
その際、家の錠前のメーカをあらかじめ確認しておくこと。
MIWAとかGOALとか有名メーカのものなら、控える必要もないですが、レアなメーカだと、対応できる店も限られてくるからです。
それと、その鍵屋さんの対応区域に入っていても出動場所を確認して、できるだけ近くを選ぶこと。
対応区域だといっても他の市区町村や他県から来るのでは、時間がかかるし、出張費用だって高くつきます。
そうしておけば、もしもの時にもパニックにならずにすみます。